ハワイ旅行を楽しもう

常夏ライフハワイの旅

1年中気温が安定し、暖かい気候を感じることができるハワイ。海、空、山自然がいっぱい広がるハワイは、8時間程度かかるようだ。
夕方あたりに出発すればハワイでは午前中に到着することができそう。

なるべく長期休暇を取って、訪れたいハワイ。年末年始によく芸能人が訪れ休暇を過ごしていることでも有名である。気温が高いハワイなので、着る物に関しては薄手の涼しげなものが多くなり、さほど大きな荷物はにはならないのかもしれない。

少し長旅のフライトを過ごし、空港へ着いたらホテルへ荷物をおろして身軽になりたいところだろう。ホテルに身軽になったら、少し休んで買い物へ出かけるのもいいかもしれない。また、ハワイといえば海なので、まずは海にいってひと泳ぎするのもいいだろう。

たくさん遊んだ夜にはホテルで美味しい料理を食べたり、もしくは街へ繰り出し飲食店を散策するのもいいかもしれない。せっかくなので訪れた記念にぜひ、ハワイの美味しい料理を堪能しておきたい。日本食が食べたい方は日本食の飲食店を探すのも一つだろう。

訪れた記念に忘れておきたくないのは、お土産である。ハワイといえばさまざまなお土産が想像でき、何を買っていこうか迷ってしまう。定番でいえば、マカダミアナッツやアロハシャツなどがある。また、ハワイの免税店で安く買えるブランド物もいいかもしれない。

定番の旅行先ハワイだが、なるべくたくさんの休暇を取って余裕を持って満喫したい。冬に行くと暖かい気候のありがたみが身にしみるかも。

ハワイの歴史を知ろう

カメハメハ、カラカウア、リリウオカラニ、カイウラニ。ハワイに行くと、こうした名前のついた通りや建物を多く見かけることになる。カメハメハの名前くらいは、ハワイに行ったことのない日本人でも聞いたことがあるだろう。そう、「カメハメハ大王」だ。つまり、これらの名前は全て“実在した人物の名前”なのである。そして、こうした人物の名前がハワイ各地に残されているのは、ハワイの長く、そして深い歴史に関係しているのである。

現在、ハワイはアメリカに50ある州のうちの1つとされているが、その前身は“世界的に認められていた一つの国”であった。その歴史は長く、13世紀頃には王族を中心とした社会制度が確立されていたとされている。そして、明確な統一国家となったのが約300年ほど前のこと。かの有名なカメハメハ大王が、ハワイ王国の建国を宣言し、バラバラだったハワイ全土を統一することとなった。そうした歴史はどこか、日本の歴史に似ていて面白い。さしずめ、カメハメハ大王は、日本で言うところの織田信長といったところか。

こうしてカメハメハ大王によって統一されたハワイは、それをきっかけに積極的な外交政策を行うようになり、急激な発達を遂げることとなる。日本人との非公式的な交流が始まったのもこの頃である。1840年には憲法も制定され、晴れて先進国の仲間入りも果たした。ちなみに、日本で憲法が初めて制定されたのが1889年のことなので、ハワイの方が半世紀ほど早く法治国家になっていたことになる。

やがて、5世紀続いたカメハメハ王家による統治は終わりを告げ、国王は選挙によって選ばれるようになる。そうして選ばれた7代目国王がカラカウアだった。カラカウアの代になると、日本とも公式的な付き合いが行われるようになった。当時、ハワイには多くの日本人在住者がいたこともあり、日本とは友好的な関係を築いていたとされている。一方で、ハワイ王国には米国在住者も多くいたが、一部の米国人がその影響力を国内で強めていた。

そして、1887年にハワイ王国の内情は一変する。米国人率いる共和派がクーデターを起こしたのである。その後、カラカウア王が崩御し、その妹であるリリウオカラニが女王として即位すると、対立は決定的なものとなる。やがて、リリウオカラニは謀反の首謀者として捉えられ、ハワイ国女王の座を退位させられてしまう。実質的なハワイ王国滅亡の瞬間であった。

リリウオカラニが女王の座を退位したあと、共和派は「ハワイ共和国」の樹立を宣言した。初めは本土である米国にすら受諾されなかったが、次第に、世間の情勢が“第一世界大戦”に向かっていくと、米国はその存在を認めざる負えなくなった。やがて、ハワイ共和国は米国50個目の州として向かい入れられ、現在の形となった。

ハワイがリゾート化したのも、つい50年ほど前のことだというのは、意外と知られていない。こうした歴史をしっかり学んでからハワイを訪れると、また違った見方が出来て面白い。リゾートとして楽しむのも結構だが、ハワイという土地が元々持っている魅力についても目を向けてみてほしいと思う。